tomomo13’s diary

自分の好きなように書いていきます。目指すはエッセイスト

出勤途中に車に轢かれた「人生最大の危機」だけど、その後普通に仕事をした話

今週のお題「人生最大の危機」

考えてみれば、本当に色々な過去を持っているな~と思ってまう、自分。

 

その中でも「え?」「マジ?」と思うような出来事を過去にしました。

 

昔の仕事は自転車通勤。

仕事場も忙しいため

すぐ出勤できるような10分以内で着けるところ

(休日出勤などあったね・・・今考えるとブラックだわ)

坂の上に住んでました。

坂を下りればすぐ仕事場へ到着できるという素敵な家だったんです。

帰りは相当きつかったけど。

 

忘れもしない、10時出勤・・・

化粧や着替えなどの身支度をして

自転車に乗って仕事場へ。

もう外には出勤の車や営業車など沢山車がいつもの感じで信号待ちをしてました。

そんな風景を横目にしながら

「今日も渋滞だな~」なんてのほほんと自転車をヒュ~って坂を下っていました。

 

そんな時・・・

列に並んでいる車の隙間から、いきなり車が現れた!!!

子供の飛び出し事故みたいな感じで!

 

気づいた時には遅かった。

轢かれてました・・・

 

自転車・・・曲がってら~

靴・・・こすれて破けてる・・・

洋服・・・汚れたけど洗えば大丈夫!

足・・・血がドバドバ・・・

 

すぐには動けなくて、自転車の横でうずくまってました。

車を見ると思いっきり会社の車!

何かを配達する会社だったのは覚えてます。

会社のキャッチコピーと社名が思いっきり横に書かれてます。

 

ちょっと経って車から降りてきました。

20くらいの男性。

新卒か?って位の高校生みたいな感じの子だった。

 

「大丈夫っスか?」

うずくまっているので、大丈夫ではない。

すごく痛い・・・

血が出ているのを見てよ!!!

 

自分の仕事の時間もあったので

車に書かれてた電話番号をメモって

「仕事に間に合わないから、終わってから連絡します」

と告げて壊れた自転車に乗ろうとしたら・・・

 

「俺の電話番号を教えるので会社には連絡しないでください」

・・・やっぱり最近入った子だな。

改めてそう思った。

 

その時は本当に仕事に間に合わないギリギリの時間だったので、

手短に終わらせて仕事場へ向かった。

 

仕事終了後に、電話をすると普通にその人が出た。

ニセ番号を教えたかと思った・・・(ありがちだけど)

 

でも思いっきり社名と電話番号を知っているので、そちらに掛けてもよかった。

「俺、アルバイトで最近入ったんですよ。」

「だから、会社に言わないでください」

「で、病院で何か言われましたか?」

 

病院へ行くと私はアルバイト君に行って別れたのだが、

行く暇がなくてそのまま業務をこなして帰ってきたのである。

忙しくてすっかり、怪我の事も忘れていたのである。

怪我はしたけど、ただのかすり傷っぽく、体も痛みはなかったので難なく業務がこなせたんです。

 

「体は大丈夫だった、

けど自転車は事故で壊れてで普通に乗ったらうるさいので、自転車代だけ貰ってもいい?」

 

アルバイト君は

「バイト代が出るのが先だから」

「今はお金がない・・・」

 

遠回しになりそうだったので、ギリギリの自転車が買える金額を言って、

その日のうちに頂きました。

買ってもらうのも手だったんですけどね。

 

あのアルバイト君は今何してるんだろうね?

新しい自転車は3~4年くらいで壊れたけど沢山乗りましたよ。