今夜はいつもと違う路線です。
青木 栄司『ガラスの橋を渡るとき』を読んでみました。
題名だけでは【?】って思っちゃいますよね。
実は危険な道を通って芸能界にいる人たちの話が書かれています。
嘘ではなく事実の話。
ガラスの橋を渡らないと有名になれない・・・
発行日が1995年の6月。
今も活躍している芸能界の本名が書かれているので、当時めちゃめちゃ話題になったそうです。
なぜ今頃・・・?
それは2~3か月前に芸能ネタをSNSで追っかけて見ていたところ、ちょうどこの本の名前が挙がってきて、アマゾンなどで調べたらコメントなどに結構すごいことが書かれてあり、興味を持って図書館で借りたというわけ。
著者の青木 栄司氏は実名ではなく、星 伸具(のぶとも)。
ネットで検索しても出てこない人物。
もしかしたら、もうこの世にはいないかもしれないとも噂されている方です。
過去には映画やTVにも出て活躍されていたそうです。
青木氏は芸能活動したけど、スターにはなれなかった方で、マネージャーなどをしながら芸能界の情報を得えてまとめたそうです。
芸能界とはこういうものだ!
そんな話が満載に書かれた本である。
昔からそんなことしてたの?
知ったら、マジで?と確実に声に出ると思います。
発行日から25年が経ちましたが、本に出てくる芸能人は60年代、70年代、80年代を主に活躍してきた方たちばかり。
なので、今現在70代の方、80代の方などの芸能人の名前が挙がってきて、「誰?」と思い調べながらの読書でした。
今も普通に活躍している方もいらっしゃるので、驚かれるかと思います。
内容は軽~く
新宿二丁目なら有名な話。
お昼のTV番組のあのグループはそうだったのか!
結婚話の裏側、離婚話の裏側。
とあるアイドルの自殺。
1995年世界的に有名な事件のバックには・・・
もう本当に驚くことばかり。
これを読んだら、芸能界の裏側って本当にすごい世界なんだなと考えてしまう。
そしてTVに出てきたら見る目が変わっちゃうかもしれない・・・
実は青木 栄司氏は『ガラスの橋を渡るとき』よりも前に本名で1度本を出版しています。
その本がこちら↓
『虚飾の海⁻さらば芸能界よ!!実名告白手記』
まだ読んでいないけど、個人的に興味がある本です。
『虚飾の海⁻さらば芸能界よ!!実名告白手記』は遺書代わりに書いた本。
でも11年後に『ガラスの橋を渡るとき』を出版。
この2冊しか出版されていないようなので、1995年以降は何をされているか分かりません。
もし、今も現役ならば、現代版がちょっと読みたいですよね・・・
ちょっと私には古かったですね・・・
確実に内容がディープなので意外と面白いですよ。
芸能界に憧れている人、ぜひ読んでみてくださいね。